GEE-BAAのみまもり電話 GEE-BAAのみまもりライン GEE-BAAのみまもりメール
GEE-BAAのみまもり電話 GEE-BAAのみまもりライン GEE-BAAのみまもりメール

大阪の墓じまい〜費用・内訳や改葬の進め方と注意点〜

 

【この記事を書いた人】

CLASSIX株式会社 営業/終活アドバイザー

https://gee-baa.com/

 

大阪の墓じまい情報・補助金の有無と市内でおすすめの寺院や代行サービスを紹介

近年、これ以上お墓を守っていくことは難しいと考え、全国的な傾向と同じく大阪でも墓じまいする人が増えてきています。しかし、大阪で墓じまいしたくても、費用面やほかの地域とのマナー・しきたりなどのちがいが気になってなかなか手がつけられない方も多いのではないでしょうか。

結論として、大阪においても墓じまいの費用や進め方、全国的な相場はほとんど同じです。とはいえ、埋葬方法に関する関西特有の慣習や補助となる制度があるため、さまざまな知識を身につけておいて損はありません。また、大阪には数多くの寺院・霊園が存在しており、墓じまいするに当たっておすすめの施設があればぜひ知っておきたいですよね。

本記事では、大阪で墓じまいする際にかかる費用と内訳、改葬の手順を解説します。大阪の墓じまい情報と補助金や制度の有無、大阪市でイチオシの寺院や費用を抑えるポイントなども記載しました。大阪で「墓じまいの費用が払えないかもしれない……」とお悩みの方も、ぜひご一読ください。

 

大阪における墓じまいの状況

まず、大阪における墓じまいの状況を説明するに当たり、以下2つの視点からアプローチします。

墓じまいの意味と大阪における件数をみていきましょう。

 

そもそも墓じまいとは?

墓じまいとは、お墓から遺骨を取り出して墓石を撤去することです。お墓が建てられていた区画を整備して所有者に返すだけではなく、取り出す際の諸手続きや儀式、遺骨の改葬も含めた一連のプロセスこそ墓じまいだといえます。

さまざまな事情により、お墓の管理が難しくなった場合、墓じまいもひとつの選択肢として検討しなければなりません。なぜなら、お墓の管理には多大な負担を要するうえ、継承者が不在のまま放置されると無縁仏になってしまう危険性があるからです。

コスト面や手続き上のトラブルなどのリスクはあるとはいえ、墓じまいしないまま無縁仏になってしまった場合、最終的にお墓が撤去されるかもしれません。スムーズに墓じまいするためにも、正しい知識と手順を知り、必要なステップを確実にこなしましょう。

 

墓じまいについて、くわしくはこちらの記事も参考にしてください。

関連記事:https://gee-baa.com/what_is_grave_closure/

 

大阪の墓じまい件数

厚生労働省の「行政衛生報告例」によると、大阪府全体における令和3年度の改葬数は6,653件です。

過去の改葬の件数を見ると、平成23年度は2,208件、平成28年度は4,366件でした。比較してみると、10年前の約3倍、わずか5年間だけでも1.5倍以上に増加していることがわかります。

大阪府の主要な市区町村別の改葬件数は以下のとおりです。

市区町村名 改葬の件数
令和3年度 平成28年度 平成23年度
大阪市 1,456件 844件 558件
堺市 710件 486件 244件
枚方市 300件 193件
八尾市 242件
豊中市 233件 229件
寝屋川市 221件
高槻市 135件 93件 36件
東大阪市 93件 101件 42件
吹田市 58件

 

大阪府全体と同じく、主要な市区町村における改葬件数も年を追うごとに増加しています。

なお、改葬の件数は全国的に見ても大幅な増加傾向です。増加の背景には、少子高齢化や核家族化、未婚率の上昇があります。また、近年は日本の供養文化に対するイメージの変容や終活ブームの影響で、自己実現のための計画的な墓じまいも注目されるようになりました。

上記の要因は今後ますます進んでいくと予想されるため、墓じまいの件数もさらに増えていくと推定されます。

(出典:令和3年度衛生行政報告例第4章生活衛生(表番号6)平成28年度衛生行政報告例第4章(表番号6)平成23年度衛生行政報告例(表番号23)|e-Stat)

 

墓じまいも関係する終活については、こちらの記事をご一読ください。

関連記事:https://gee-baa.com/what_is_shukatsu/

 

墓じまいの概要と、大阪における実態を紹介しました。全国的な傾向と同じく、大阪でも墓じまいおよび改葬が増えています。件数の増加は、現代の社会情勢や風潮を受け、今後も続いていくでしょう。墓じまいとは、意外にも身近な問題だとおわかりいただけたと思います。

お墓の処遇を検討するうえで、気になるのは費用面の問題でしょう。墓じまいの費用は決して安価ではなく、事前にどれくらいかかるのかを把握しておくことが重要です。

そこで、次の章では、大阪における墓じまい費用の相場と全国平均との比較を解説します。

 

大阪の墓じまい費用相場と全国平均との比較

大阪における墓じまいの費用相場は、総額で40万円〜200万円程度です。全国的な平均相場は30万円〜300万円程度と言われており、大きな差はありません。

全国・大阪ともに相場に開きがあるのは、墓じまいがただお墓を撤去するだけにとどまらないことが理由です。仮に工事費用だけであれば、区画の大きさや立地などによって異なりますが、おおよそ50万円以内で済むでしょう。

しかし、冒頭でも触れたとおり、墓じまいには諸手続きや改葬を行う必要があり、その費用も負担しなければなりません。選択した内容によっては、費用が高額になる可能性もあります。

 

全国の墓じまいの費用についてくわしく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

関連記事:https://gee-baa.com/grave_closure_cost/

 

 

大阪における墓じまいにかかる費用総額の相場を解説しました。墓じまいにかかる費用は、大阪でも全国平均と同程度の負担が必要です。墓じまいにはさまざまな費用がかかるため、あらかじめ何にどれくらいの費用がかかるのかを把握できていれば安心ですよね。

そこで、次の章では、大阪での墓じまいにかかる費用の内訳を説明します。

 

大阪での墓じまい費用の内訳

大阪での墓じまい費用は、大まかに以下3つに分かれています。

費用内訳の詳細を確認してみましょう。

 

お墓の撤去工事にかかる費用

お墓を解体して墓石を撤去・処分し、使用していた区画を元の状態に戻すためには工事費用がかかります。平均的な相場は、全国と同様、墓地の面積1㎡当たり8万円〜15万円です。

ただし、狭窄通路や山間部など、工事しにくい区画における工事になると、費用が高額になる傾向があります。また、工事の際に遺骨の取り出しまで依頼する場合、別途に数万円の費用がかかるでしょう。

 

寺院・霊園の管理者に支払う費用

寺院・霊園に払う費用は、これまでの供養に対する感謝である閉眼供養のお布施が中心です。閉眼供養の費用として、一般的に3万円〜10万円程度かかります。

ただし、閉眼供養のお布施はあくまで気持ちであり、明確な金額設定はない場合もめずらしくありません。逆に、寺院によっては供養にかかる費用が設定されているケースもあるため、事前に管理者に確認しておくほうがいいでしょう。

なお、閉眼供養は必須ではありません。しかし一般的に、大阪においても墓じまいの際には閉眼供養してもらうのが慣習です。業者によっては、工事前に閉眼供養の実施を求められることもあります。

また、もしお寺の檀家になっている方は、離檀料も支払わなければならないケースがあります。離檀料とは、これまでの管理・供養に対する感謝の気持ちです。費用は、5万円〜20万円程度が相場になっています。

離断料についても、墓じまいする側の気持ちや寺院の言い値で決まるため、相場はあってないようなものかもしれません。まれに相場より高額な離檀料を請求されてトラブルに発展するケースもありますので、相場をきちんと把握しておきましょう。

 

改葬にかかる費用

お墓を撤去して取り出した遺骨は、諸手続きを経て、改葬もしくは再び供養し直さなければなりません。改葬にかかる費用増額は、供養方法によってさまざまであり、数十万円から数百万円まで幅広い費用があり得ます。費用の詳細は、以下の表をご覧ください。

費用 内容 費用相場
各種書類発行 ・元のお墓の管理者が発行する埋葬証明書

・改葬先が発行する受入証明書

・行政が発行する改葬許可証

数百円〜数千円
墓石 ・新しい墓地に設置する墓石にかかる費用 数十万円〜数百万円
墓所 ・改葬先によって異なる費用 数十万円〜数百万円
改葬先での閉眼供養 ・新しい墓石に故人の魂を入れる儀式 3万円〜10万円程度

 

まず、改葬の際に発行してもらう埋葬証明書は、お墓に納められている遺骨の数だけ必要です。なお、各種書類発行の諸手続きにかかる費用は、自治体によっては無料の場合もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

次に、新しい墓所に建てる墓石の費用は、元からあるものを再利用する場合、数十万程度の輸送費のみです。しかし、新しい墓石を作ると、一般的な相場では数十万円〜数百万円、種類によっては数千万円以上かかることもあります。

続いて、改葬先の墓所に支払う費用です。2020年に実施された調査によると、大阪が属する近畿地方で最も多く購入されたお墓の種類は樹木葬であり、平均価格は70万円でした。

次点の一般墓の平均購入価格は、約176万円です。西日本の納骨堂は樹木葬より費用が高いため、順位に影響していると考えられます。

樹木葬・一般墓ともに関東地方より若干高額になる傾向にありますが、大きな違いはありません。(参考:地方・都道府県別 お墓の消費者全国実態調査(2020年)|@Press )また、墓地が民営か市営墓地・霊園などの公営かによって負担額に大きな差が生まれます。

 

 

大阪における墓じまい費用の平均と、関東地方との比較について解説しました。若干の差があるとはいえ、墓じまい費用は地方によって大きな開きはないことがおわかりいただけたかと思います。

費用の内訳が理解できたところで、次に気になるのは「どのタイミングで費用が発生するのか?」ということでしょう。支払いのタイミングを知るには、墓じまいの手順を把握する必要があります。

そこで、次の章では、大阪で墓じまいする際のプロセスを説明します。

 

大阪で墓じまいするプロセス

大阪で墓じまいするプロセス

一般的に、墓じまいは以下の手順で進めます。

  1. 家族・親族間で話し合う
  2. 改葬先を選ぶ
  3. 工事業者・石材店の選定・契約
  4. 墓地の管理人に墓じまいを知らせる
  5. 改葬の許可申請を行う
  6. お墓の撤去作業
  7. 改葬する

墓じまいのプロセスは、地方による大きな違いはありません。墓じまい開始から完了までに数ヶ月はかかるため、平均で2ヶ月程度は見積もっておきましょう。上記7つの各ステップをくわしく解説します。

 

家族・親族間で話し合う

墓じまいを決めたら、はじめに家族・親族間で改葬について相談しましょう。合意がないまま墓じまいを進めると、トラブルになりかねません。

家族内だけではなかなか話がまとまらないときは、墓じまいや法律に関する専門知識を有する第三者に相談するのもひとつの手です。トラブル回避のためには必須のプロセスですので、改葬方法や費用負担など、納得いくまで話し合う必要があります。

 

改葬先を選ぶ

次は、墓じまいで取り出した遺骨の処遇を決めます。改葬先を選定する際に注目すべきポイントは、以下のとおりです。

改葬先の選択肢はさまざまですが、現在は永代供養が人気です。納骨堂や樹木葬、合祀墓など、複数のタイプから選択できます。改葬先が決まったら、受入証明書を発行してもらいましょう。受入証明書は、行政手続きの際に必要ですので、丁重に保管しておいてください。

改葬先を選ぶステップだけでも1ヶ月程度はかかる場合があるため、計画的なスケジュール設定をしておきましょう。

 

工事業者・石材店の選定・契約

続いて、墓石の撤去工事を行う大阪の業者や石材店を選定します。事前に見積もりを取って費用を検討し、依頼先が決まれば契約を結びましょう。先払い制や着手金が必要な場合は、このステップで支払いが発生します。

ただし、寺院・霊園によっては工事業者を指定される場合があるため、事前に確認しておいてください。

 

墓地の管理人に墓じまいを知らせる

工事の予定が決まり次第、これまでの墓地の管理者に、改葬の意思とこれまでの感謝を伝えてください。通知と同じタイミングで、埋葬証明書の発行も依頼します。埋葬証明書は、前章でも説明したとおり、遺骨の数だけ発行してもらわなければなりません。

あわせて、閉眼供養の手続きや費用などのくわしい説明も受けておきましょう。

 

改葬の許可申請を行う

墓じまいの下準備が整ったら、大阪の行政窓口で改葬の許可申請を行います。これまでのステップで取得した受入証明書と埋葬証明書を添え、改葬許可申請書を提出しましょう。改葬許可証の発行に手数料がかかる自治体には、このステップで支払います。

自治体によって必要な書類や名称、費用が異なる場合があるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

 

お墓の撤去作業

改葬許可証を取得したあとは、お墓の撤去作業に取りかかります。撤去する前に閉眼供養してもらう際は、お布施を包みましょう。上記のお布施のほか、墓石の撤去および遺骨の取り出しにかかる料金も必要です。

墓石を再利用する場合は、新しい墓所までの輸送費がかかりますので、あらかじめ確認しておいてください。

 

改葬する

お墓の撤去と遺骨の取り出しが済んだら、改葬します。新しい寺院・霊園で開眼供養してもらい、お布施を包みましょう。儀式を終えれば、墓じまいは完了です。

 

 

大阪で墓じまいするときの手順を解説しました。墓じまいするにはさまざまな相手や機関と綿密な打ち合わせを行う必要があります。手続きは煩雑ではありますが、プロセスと費用発生のポイントを事前に把握できていれば、スムーズに墓じまいできるでしょう。

ただし、大阪で墓じまいする際には、関東やそのほかの地域との慣習のちがいに注意してください。関西特有の決まりごとを知らないまま墓じまい準備を進めた場合、手続きがスムーズに進まないかもしれません。

次の章では、大阪で墓じまいするときに注意していただきたいポイントを具体的に説明します。

 

大阪で墓じまいする際の注意点

大阪で墓じまいする場合、以下のように慣習やルールに違いがある点に注意してください。

大阪の寺院や霊園によっては、対応していない骨壷のサイズもあるため、選ぶ前にあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

 

納骨方法のちがい

大阪と他の地域(関東)では、納骨方法が異なります。関東地方は遺骨を余すことなく納骨するのが一般的です。ところが、関西地方では一部を骨壷に納めたり、全身の遺骨を少しずつ骨壷に入れたりする慣習があります。

 

骨壷の大きさのちがい

関西と関東では、納骨方法のちがいに伴い、一般的な骨壷のサイズも異なります。関東地方では、遺骨の全部が納められるよう、7寸(直径21cm)程度の大きめの骨壷です。一方、関西地方においてはすべての遺骨を納める必要がないため、3寸〜5寸程度の小さめな骨壷が用いられます。

 

 

大阪における墓じまいの注意点について説明しました。地域によるルールの違いを理解し、適切な方法で墓じまいを進めましょう。

ここまで墓じまいの費用の詳細や手順を確認し、なぜ墓じまいにはこれほど費用がかかるのか疑問に思われた方もいらっしゃると思います。費用が高額になるのは、工事や改葬の費用のほか、ご自身が持つ墓じまいに関する情報を得られていないことも原因のひとつかもしれません。

次の章では、墓じまい費用が高額になりやすいケースとその理由を説明します。

 

墓じまいの負担が大きい理由

墓じまい費用の負担が大きくなる理由として、次のようなケースが挙げられます。

それぞれのケースをみていきましょう。

 

工事費用がかさむ

墓じまいの際は、ある程度大がかりな工事になるため、そのぶん費用が高額です。墓じまい費用の詳細でもお伝えしたとおり、工事しにくい条件がそろっている場合、費用はさらにかさみます。

また、墓じまいにおける工事では、下記のようなトラブルに注意してください。

残念ながら、上記のような不当な工事費用を請求する悪質な業者がいないとも言い切れません。工事業者を選定する際は、比較・検討できる資料を集めたうえでじっくりと考えましょう。

 

改葬の種類によって費用が異なる

改葬・再供養方法には、以下のような手段があります。

改葬方法で費用相場が大きく異なるため、種類ごとに確認していきましょう。

 

一般的なお墓

個別所有の墓石・墓所に埋葬する一般的なタイプのお墓です。一般墓に改葬する場合は、寺院・霊園で供養するのが一般的だといえます。ただ、一般的なお墓に改葬すると、墓じまいしたのにお墓の費用や管理の問題点を解消できない可能性があるため、慎重に検討してください。

 

手元供養・散骨

手元供養では、遺骨を手元に安置します。一方、散骨とは、遺骨を粉状に粉砕して海や山の空中に撒く供養方法です。費用は比較的リーズナブルであり、数万円程度しかかからないこともあります。

しかし、手元供養には、管理している人が亡くなった後の遺骨の処遇でトラブルが起こりがちです。また、散骨もほかの遺族の感情をはじめとするさまざまな問題点があるため、安易に選択することはおすすめできません。

 

永代供養

永代供養とは、料金を支払う代わりに、遺骨の供養・管理をすべて寺院や霊園にお願いすることです。最近は「お墓のサブスクリプション」と呼ばれることもあり、オンラインでの法要を実施しているサービスも注目されています。

永代供養における埋葬方法の選択肢は、次のとおりです。

費用は永代供養のタイプによっても異なりますが、数万円〜数百万円まで幅広く設定されており、ニーズに応じて選択できます。費用を抑えるなら合祀墓や樹木葬、従来のイメージを一定期間保ちたい場合は納骨堂もしくは一般墓を選択すると良いでしょう。

 

知識不足

墓じまいの費用がかさむシンプルかつ大きな理由として挙げられるのが、知識不足です。墓じまいの費用が大きい場合、相談相手がいない方は費用が負担できないと悩むでしょう。

また、工事費用やお布施の相場を知らなければ、一般的な感覚より多額の費用を支払ってしまう可能性もあります。サポート制度や何から始めれば良いのかわからないなど、墓じまいに関する知識がない場合も、費用負担が重くなりがちです。

 

 

墓じまいの負担が大きくなりやすい理由を解説しました。費用面にほかにも、トラブルに繋がるリスクがある点も墓じまいのハードルをあげる要因になっています。墓じまいにおける困難を解消するためには、幅広い知識をつけておく必要があるのです。

墓じまいの代金やトラブルを心配されている方も、知識や情報があれば、問題解決の糸口が見えてくるかもしれません。

次の章では、墓じまいに関する知識の一環として、費用やトラブルを最小限に抑えて手続きを進めるために知っておくとお得なポイントを説明します。

 

大阪で墓じまい費用・トラブルを抑えるポイント

大阪で墓じまいする際、費用を最小限に抑えるには、以下のような方法があります。

上記に加え、トラブルを軽減するためのポイントもあわせて紹介します。

 

親族・血縁者に相談する

墓じまいを考えている方は、親族や血縁者と事前に相談してから事を進めるようにしてください。墓じまい自体の要否や改葬方法など、考え方のちがいによりさまざまなポイントで揉める可能性があります。

また、単独での費用負担が難しい場合、縁者と話し合うことで負担を抑えられるかもしれません。話し合って決めた内容は、後で見返しやすいよう書面に残して保管しておきましょう。

 

複数社から工事の見積もりを取る

墓じまいの工事を依頼する際は、複数の業者・石材店から見積もりを取ることをおすすめします。全費用のうち工事が占める割合が大きいのですが、依頼先によって費用の幅が大きく、じっくりと比較して検討すべきだからです。

相見積もりを取って比較・検討すれば、工事費用の相場を掴みやすく、悪質業者とのトラブル回避にも効果的だといえます。

 

公営墓地・霊園に改葬する

改葬にかかる費用を抑えたいときは、民営より公営霊園の合祀を選ぶほうが安価です。一例として、大阪市設の合葬タイプの墓地は瓜破霊園内に設置されています。

ただし、市設霊園は利用条件が厳しく、必ずしも利用できるとは限りません。公営の墓地・霊園の利用申請ができるのは、基本的に大阪市に住む個人の市民です。

利用は1世帯につき1区画のみであり、申し込みは世帯主のみと定められています。ほかの公営墓地・霊園を利用している場合は別途新規申し込みができない場合があるため、あらかじめ施設に可否を確認したうえで検討してください。

なお、募集数は霊園ごとに限りがあり、応募状況によっては抽選になるかもしれません。落選すると利用できませんので、応募を希望する方は随時状況を確認し、募集期間内に必要書類をそろえて手続きを進めましょう。

また、破瓜霊園内にある業葬式墓地は骨壷のサイズに決まりがあり、規定のサイズを超えるものは受け付けてもらえません。加えて、合祀された遺骨は二度と取り出せないうえ、合葬室や納骨壇から離れた参拝スペースからしかお参りができない点も理解したうえで申し込んでください。(参考:合葬式墓地|一般財団法人 環境事業協会

 

大阪の自治体に補助的な制度を申請する

大阪では、墓じまいの補助金自体はありません。しかし、墓じまいの際に墓地の使用料が還付されたり区画の原状回復の一部が免除されたりする補助的な制度が利用できる場合があります。制度を申請できる自治体や、補助内容の詳細は、以下の表をご参照ください。

自治体 内容 URL
寝屋川市 使用していた市設の納骨壇を返還する際、一定の割合で還付金を受け取れる 寝屋川市公園墓地に関する各種手続きについて
岸和田市 使用していた市設墓苑の区画原状回復義務のうち、囲障の撤去が免除される 岸 和 田 市 墓 苑 各 種 手 続 き
泉大津市 公園墓地を返還する際、使用年数に応じ、還付金を受け取れる 公園墓地還付金についてのお知らせ/泉大津市

 

ただし、自治体の制度は、原則として市設霊園を利用している場合に限り申請可能です。また、現在の大阪において、墓じまいの補助的な制度が存在する自治体はまだ多くありません。

今後、大阪でも墓じまいに関する制度がさらに拡充され、補助金が支給されるようになる可能性はあるでしょう。とはいえ、現状の大阪では、補助的な制度のみを頼りに墓じまいを進めるのは難しいかもしれません。

 

改葬を永代供養にする

費用を抑えて改葬するなら、永代供養がおすすめです。手元費用や散骨も費用が低めですが、当否や管理者不在のおそれなどのリスクがあります。永代供養の場合、費用も抑えられるだけではなく、後々の安心感もあるため一石二鳥です。

永代供養にかかる費用は、安ければ数万円で済むこともあります。供養方法にはさまざまなスタイルがあるため、選択肢の幅が広いのも特徴です。ただし、永代供養後の改葬は基本的に不可能であり、墓参りの方法などが制限されるケースもある点には注意してください。

 

相談先を確保する

墓じまいは複雑かつ煩雑であり、知識がないと手順をスムーズにこなすのが大変ですが、相談窓口を探しておけば安心できます。服装・持ち物やお布施の相場、供物と案内状の要否など、墓じまいに関するマナーがわからないときも、専門の相談窓口であれば気軽に問い合わせられます。

墓じまいに関する疑問は、お住まいの自治体にも問い合わせられますが、専門的な内容はわからない場合があるかもしれません。

墓じまい代行サービスや終活コンシェルジュなどであれば、実績に基づく専門知識や大阪の地域情報にもくわしいため、悩みや疑問を解決する手助けをしてくれるでしょう。

 

 

大阪で墓じまい費用・トラブルを抑えるポイントを紹介しました。トラブル解決のためには、自ら知識をつけることももちろん大切ですが、的確なアドバイスが得られる手段をみつけておくことも重要です。

トラブルを回避してスムーズに墓じまいを進めるための相談先として、墓じまい代行サービスをおすすめします。次の章では、墓じまいの際に代行サービスの利用をおすすめする理由を説明します。

 

大阪の墓じまいには代行サービスのご利用を!

大阪で墓じまいを検討中の方におすすめしたいのが「墓じまい代行サービス」です。本章では、墓じまい代行の概要と、依頼できるサービス内容をご紹介します。

 

墓じまい代行サービスとは

墓じまい代行サービスとは、お墓の撤去や改葬に関する困りごとに対応する事業を指します。「手間がかかる」「手続きがわかりにくい」などといった墓じまいに関する疑問を抱える方の相談先にぴったりのサービスです。

 

墓じまい代行のサービス内容

墓じまい代行の主なサービス内容は、次のとおりです。

 

墓じまいに関する知識・情報のアナウンス

墓じまいに関する基礎知識や費用、マナーなどを相談できます。親族間での話し合いや、お墓の撤去工事を行う業者の選定に関するアドバイスなど相談にも乗ってもらえるでしょう。

 

改葬に関する各種手続き

行政への申請、寺院との連絡を代行してもらえます。墓じまいは「墓地、埋葬等に関する法律」で定められる行政手続きが必須ですが、非常に手間がかかるため、時間がない方には困難な場合も多いでしょう。

墓じまい代行サービスに依頼すれば、煩雑な行政手続きもお任せできるため、墓じまいのハードルが下がります。

 

改葬先の紹介

墓じまい代行サービスでは、おすすめの寺院も紹介してもらえます。大阪には数多くの寺院が存在し、どの施設が適しているのか、どのような供養を行ってもらえるのかを自分で調べるのは一苦労です。

墓じまい代行サービスなら、個々に最適の寺院を紹介してもらえますので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

 

 

墓じまい代行の概要とおすすめポイント、サービス内容を解説しました。工事・手続き上のさまざまなトラブルを回避し、納得のいく墓じまいをしたいなら、墓じまい代行サービスの利用をぜひご検討ください。

実際に墓じまいして改葬する際、大阪には数多くの寺院が存在するため、どのような施設を選べば良いのか迷ってしまいますよね。次の章では、大阪市で弊社イチオシの寺院を紹介します。

 

【大阪】おすすめの寺院5選

大阪・関西地方の寺院境内墓地で永代供養してもらえる宗派不問の寺院を5つ厳選しました。

各寺院の特徴とおすすめポイントを詳しく紹介します。

 

幸教寺(大阪市生野区)

お寺やお墓というと「死」を連想される方が多いと思いますが、幸教寺では「心と身体の健康」に着目した生きる仏教をテーマとしています。

【納骨方法】

費用はタイプによって異なり、5万円〜80万円です。オンライン法要も実施しており、タイプによってはペット納骨にも対応しています。本堂納骨壇であれば、お参りの際の読教も可能です。

住所:大阪市生野区中川西2−16−7

紹介ページ:https://magocoro.classix.life/jiin/kokyoji/

 

本眞寺吹田院(吹田市高浜町)

高浜神社に隣接する本眞寺は、閑静な聖域然とした荘厳な雰囲気が特徴です。故人だけではなく、ペットと一緒に納骨できるプランもあります。

【納骨方法】

費用は13万円〜200万円以上と幅広く、納骨堂から一般墓までさまざまな要望に応えてもらえます。

住所:大阪府吹田市高浜町4−33

紹介ページhttps://magocoro.classix.life/jiin/suitahonshinji/

 

転法輪寺(岸和田市大沢町)

谷あいにある転法輪寺では、一般的な合祀のほか、周囲を囲む豊かな自然を生かした樹木葬が選べます。

【納骨方法】

費用は、樹木葬なら33万円〜60万円で受け付けています。そのほか、3万5,000円から可能な合祀など、金銭的負担の少ないプランもあるのがありがたいポイントです。

住所:大阪府岸和田市大沢町640

紹介ページhttps://magocoro.classix.life/jiin/tenporinji/

 

瑞祥院(豊中市新千里南町)

供養はもちろん、あらゆるご祈祷をしていただけると評判の瑞祥院です。

【納骨方法】

「まごころ供養」とは、弊社「CLASSIX株式会社」が提供するお客様に寄り添った価格での永代供養プランです。オンラインで毎月の供養を配信するサービスもあり、まごころを込めて大切な故人様のご冥福をお祈りします。費用は5万円〜15万円から選択でき、お箱に入りきれない分の遺骨は別途供養も可能です。

住所:大阪府豊中市新千里南町2−17−3

紹介ページhttps://magocoro.classix.life/jiin/zuishoin/

 

専修寺(堺市中区)

堺市にあるアクセスしやすい立地が魅力の専修院です。管理が行き届き広々とした室内納骨区画で永代供養してもらえます。

【納骨方法】

費用は5万円〜340万円です。永代供養料を支払うプランでは、年間管理費はかかりません。代々のお墓を供養する場合は300万円、家族や個人のお墓をご検討の方には150万円タイプや納骨仏像がぴったりです。

住所:大阪府堺市中区平井537−2

紹介ページhttps://magocoro.classix.life/jiin/sensyuji/

 

 

大阪市でおすすめの寺院を紹介しました。各寺院の特徴を踏まえ、ご自身にぴったりの改葬先を選ぶヒントになれば幸いです。

しかし、最適な改葬方法や寺院は、人それぞれ異なるもの。ご自身の要望と合う条件で墓じまいをするためには、どのように選べば良いか悩んでしまいますよね。

「ひとりでは墓じまいを進められるか心配」「墓じまい費用の負担をできる限り小さくしたい」・・・このような困りごとはありませんか?

大阪での墓じまいに関するご相談は「GEE-BAA倶楽部」にお任せください!

 

大阪で墓じまいを検討中なら「GEE-BAA倶楽部」へ

GEE-BAA倶楽部の代行サービスプランで大阪の墓じまいを応援!

墓じまいは何かと煩雑な手順が多く、仕事・家事に追われる毎日の中で計画的に進めるのは厳しい方も少なくありません。必要書類の取得・提出や墓地の管理者への連絡・通知など、手を煩わせる作業を代行してくれるサービスがあればうれしいと思いませんか?また、大阪で墓じまいを検討するなら、地域の情報にくわしい相談窓口があると助かりますよね。

「GEE-BAA倶楽部」では、大阪をはじめとする関西地域を中心に展開する墓じまい代行サービスを提案しています。「GEE-BAA倶楽部」の会員になれば、寺院との話し合いや行政への申請など、手間のかかる手続きをお任せできる「生前整理・死後事務委任プラン」を特別価格で利用OK!大阪の情報にもくわしいため、知識面の不安までまるっとカバーいたします。本記事で紹介したおすすめ寺院のほかにも、全国300ヶ所以上の提携先から最適なお寺をご提案!

 

「GEE-BAA倶楽部」とは・・・

生活や健康の相談、入院時の身元保証、相続相談など、さまざまな困りごとを電話・オンラインで相談できるサービスです。「一般」「ゴールド」「プラチナ」の3つのランクに分かれており、以下のようなサービスが受けられます。

・24時間365日対応の「健康・医療相談」

・国内屈指の名医の所属病院を紹介する「Best Doctors」

・墓じまいをはじめとするちょっとした「困った!」に対応する「終活健活コンシェルジュ」

 

「ゴールド」「プラチナ」ランクでは、さらに次の特典付き!

・docomo対応!通話1回10分、月々のパケット7G・15Gの「スマホSIM」

・1日1回電話かLINEで安否確認する「1DAYみまもりコール」

・健活を応援するスマートウォッチプレゼント!使用方法のレクチャー付き。

 

見守りに関する疑問は、こちらの記事でも詳しく説明しています。

関連記事:https://gee-baa.com/watch_over_the_elderly/

 

GEE-BAA倶楽部では、生前整理・死後事務委任プランのほかにも、シニアライフをより充実させるラインナップを提供しています!

 

身元保証プラン

入院・入所に必要な身元保証を代行するプランです。外出や関係各所への相談付き添いなどの生活サポートもおまかせください。

 

身元保証についてお悩みの方は、こちらの記事が参考になれば幸いです。

関連記事:https://gee-baa.com/identity-guarantor/

 

生前葬・お墓あんしんプラン

当社提携の本格寺院による生前お別れ式を行うプランです。死後の納骨に関するご相談にも付き添います。

 

旅立ちあんしんプラン

「身元保証」「生前葬・お墓あんしんプラン」「墓じまい・死後事務委任プラン」すべてコミコミのお得なプランです!シニア世代のさまざまな「もしも」を解決します。

 

まとめ

大阪における墓じまいは、全国と同じく年々増加傾向にあります。大切な故人や先祖代々の魂を尊ぶからこそ、適切な時期に墓じまいを検討することが重要です。

しかし、墓じまいは非常に煩雑な手続きが多く、費用の負担も決して軽くはありません。墓じまいをスムーズに進めるため、補助的に使える制度や寺院、地方ごとに異なる慣習など、あらゆる知識を身につけておきましょう。

とはいえ、得られる知識には限界があり、ひとりで墓じまいを進めるのは不安がつきまといますよね。墓じまいでは多方面でトラブルに発展しやすく、気兼ねなく相談できる相手がいれば安心です。

大阪の墓じまいに関するお悩みは、代行サービスも兼ねる「GEE-BAA倶楽部」にぜひご相談ください。墓じまいの困りごとに特化した「生前整理・死後事務委任プラン」を会員特別価格で用意していますので、費用面の不安もまるっと解決いたします。

マナーや服装、しきたりなど、大阪ならではのちょっとしたご相談にももちろんお答えしますので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

24時間・365日受付:0120-194-100

 https://gee-baa.com/

ちょっとした疑問・お悩みなど
お気軽にご相談ください!

24時間・365日受付
0120-194-100

LINEでの
お問合せ

メールでの
お問合せ
相談無料、お気軽にお問合せください