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墓じまいとは?やり方・費用相場とスムーズに進めるための準備

【この記事を書いた人】

CLASSIX株式会社 営業/終活アドバイザー

https://gee-baa.com/

墓じまいの必要性|しないと起こること・墓石から出したあとのお骨の供養

「霊園やお寺に通うのが大変でこれ以上管理できそうもない」

「墓じまいの正しいやり方やお墓から出したあとの供養がわからない」

老後を考えるとこのままお墓を維持するのは難しく、かといって誰かに託すのもはばかられる方も多いのではないでしょうか。

結論として、管理できないお墓は墓じまいするほうがメリットが大きいです。しかし、わざわざお墓を壊して遺骨を処分すると、災いや不幸が降りかかる気がして不安な気持ちにさいなまれますよね。

今回は、墓じまいの必要性について、しないと起こることも含め徹底的に迫っていきます。お墓から出したあとのお骨がどうなるかや、墓じまいの流れ・費用までくわしく解説しますので、後悔しない墓じまいの準備をしたいと考えている方はぜひ最後までお読みください。

 

墓じまいとは?

まず、墓じまいについて次の4つの視点から考えていきます。

墓じまいの意義や特徴を把握し、墓じまいへの理解を深めましょう。

 

墓じまいの意味

「墓じまい」とは、直接的な意味では遺骨を取り出して墓石を撤去し、お墓が建っていた区画を墓地の所有者に返還することを指します。ただし、お墓を取り壊せばそれで完了ではなく、取り出した遺骨をあらためて供養しなおすのも墓じまいの重要な工程のひとつです。

埋葬されている遺骨は、所定の手続きを経て取り出す必要があります。個人の意向だけで行政の許可なく墓じまいを決め、遺骨を移送したり廃棄したりしてはいけません。

近年、日本では墓じまいを検討し始める人が増えてきています。厚生労働省が公開している「衛生行政報告例」によると、平成9年に69,862件だった改葬数は、令和3年には118,975件に推移していることがわかりました。(参考:令和3年度衛生行政報告例第4章生活衛生(表番号6)平成9年度衛生行政報告例(表番号19)|e-Stat)

現代の日本は、さまざまな要因からお墓を維持・管理することが難しくなっているのです。

 

墓じまいする人が増えた背景

お墓を処分したいと考える人の増加には、どのような背景があるのでしょうか?

墓じまいを望む人が増えた上記5点の社会現象について、それぞれくわしくみていきましょう。

 

少子高齢化の進行

日本が抱える諸問題を引き起こす元凶となっている少子高齢化は、墓じまいの増加にも無関係ではありません。高齢になると、体力的な衰えや運転免許の返納などにより、これまでどおり自分の力だけを頼りとするお墓参りや管理が難しくなります。

個人の力だけでお墓を守っていく場合、後を引き継ぎ絶えず維持していく子孫や親族がいなければ、いずれ無縁仏になってしまうかもしれません。

 

核家族の増加

現代の日本では核家族が典型的なファミリー像となっており、距離が離れた実家のお墓に通う困難さから墓じまいを考えはじめる人が少なくありません。

距離が遠いと、お墓参りの頻度はせいぜい年に1〜2回程度が関の山であり、法要で親族間の都合を合わせるのも一苦労です。

実際に、お墓参りに関して交通的な問題を抱えている人の6割以上が、お墓の引っ越しに興味を持っていることがわかっています。(参考:春のお彼岸(3月18日~24日)を前に大野屋がお墓参りの意識調査を実施|PR TIMES

 

未婚率の上昇

未婚率の増加も、お墓の継承者不足に影響しています。

公益財団法人「生命保険文化センター」の調査結果によると、昭和35年の50歳未満の未婚率は男女とも2%に満たない割合でした。しかし、令和2年には男性28.25%、女性17.81%が50歳時点で独身です。(参考:「50歳時の未婚率」とは?|公益財団法人 生命保険文化センター

もし独身のまま一生を終えると仮定すると、後を託せる人が見つけられなければ、自分が亡くなったあともお墓を維持するのは困難でしょう。

 

供養文化に対する意識の変化

墓じまいに対する心理的ハードルが下がった要因として、日本の家文化に基づく意識が変化していることが挙げられます。

今はまだ、お墓の必要性を強く感じている人が多数派です。しかし、維持・管理に関する不安や子どもに背負わせることになる負担を考慮すると、場合によっては不要だと考える人も増加しています。(参考:【お墓に関する意識調査】約半数は「自分が入るお墓が決まっていない」結果に。6割超がお墓の心配事あり、最多は「お世話をしてくれる人がいない」|PR TIMES

古来、日本では長男が本家を継いで先祖代々の墓を守り、後世に伝えていくのが一般的でした。しかし、現代では家の存続やお墓に対する意識が多様化しており、家のしがらみにとらわれず自由に暮らすべきと考える人もめずらしくありません。

 

終活への関心の高まり

少子高齢化や核家族・未婚率の増加とも関連し「終活」に多くの関心が寄せられていることも墓じまいが増えた一因だといえます。終活とは自らの最期を迎える事前準備のことであり、墓じまいも活動の一環だからです。

終活は、高齢者から若者まで幅広い世代から注目されています。老後の不安を軽減し、自分らしい人生のエンディングを迎えるためには、計画的に終活することが重要です。

 

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墓じまいの3つのメリット

墓じまいすることで、次のようなメリットを得られます。

それぞれ確認していきましょう。

 

管理する負担が軽減する

墓じまいすることで、お墓にかかるさまざまな負担が軽減します。お墓を維持し続ける限り、管理費や供養料、定期的な法要代など金銭的負担がかかり続けるでしょう。しかし、墓じまいすれば、継続的にかかる費用のうち大半が不要になります。

また、墓じまいは交通的な問題も解消できる手段です。お墓が自宅の遠方にある場合、距離に比例して時間や手間も大きくなります。墓じまいして通う負担をなくせば、今後も供養しやすくなるでしょう。

 

引き継ぐ子どもに迷惑をかけずにすむ

墓じまいすれば、自分の代でお墓を終わらせられるため、引き継ぐ人に迷惑をかける心配がいりません。

現在お墓を継いでいる方ならお分かりだと思いますが、維持・管理していくのは想像以上に大変です。一般的に、お墓を継ぐ人は子どもなどの身内から選ばれますが、指名された相手に大きな負担を背負わせてしまいます。

墓じまいすれば、お墓を守り続けるプレッシャーや金銭的負担から自らの子どもや身内を解放してあげられます。お墓の承継は子どもに苦労を強いると心配なら、墓じまいするのもひとつの手です。

 

無縁仏になるのを防げる

くわしくはあとで解説しますが、お墓を引き継ぐ人がいないと無縁仏になるおそれがあるところ、墓じまいすれば承継が必要ありません。

特に、おひとりさまや身寄りがない方は、自分が亡くなったあと管理人がいなくなってしまいがちです。後継候補がいても、さまざまな事情から後を任せたくないと考える方もいるでしょう。

現在のお墓の管理者として責任を果たすという意味でも、墓じまいを検討する意義があるのです。

 

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墓じまいのデメリット

墓じまいには、以下のようなデメリットがあります。

問題なく墓じまいするためにも、デメリットをきちんと把握しておきましょう。

 

コストがかかる

墓じまいには、手続きや作業にかかるコストが発生します。かかる費用には、証明書発行料や工事費のほか、供養にかかる代金なども忘れてはなりません。

とはいえ、今後長きにわたってお墓を維持・管理し続ける費用や負担と比較すると、結果的に墓じまいのほうが費用を抑えられる可能性があります。

 

親族間やお寺とトラブルになる可能性がある

墓じまいの際、親族との意見の食い違いによって揉める可能性があります。供養に対する考え方はひとそれぞれであり、独断で墓じまいするのは争いの元になりかねません。

また、墓地の管理者と墓じまいの合意が円満に成立しないケースがある点も考慮しておきましょう。さらに、墓じまいするなら高額な離断料を払うよう求められる場合もないとは言い切れません。

上記の問題は、どちらもコミュニケーション不足で生じやすいリスクです。墓じまいを説明するときは、自分の都合ばかり主張するのではなく、周囲へ配慮を心がけてください。

 

墓じまいの意味と背景、メリット・デメリットについて解説しました。墓じまいは、現代のシビアなお墓問題を解決する手立てになります。

今後、墓じまいの重要性はさらに高まっていくでしょう。リスクが一切ないわけではありませんが、ちょっとした配慮でデメリットを最小限に抑えられます。自分や子孫のためだけではなく、お墓の存続のためにも、墓じまいを上手に利用するべきです。

すでに説明したとおり、お墓を撤去したあとは、取り出した遺骨を供養しなおす必要があります。具体的に、どのように供養する方法があるのかご存知ですか?

次は、墓じまい後のお骨の供養方法と特徴、注意点について説明します。

 

墓じまいしたあとのお骨の供養

自分にあった方法で墓じまいするには、取り出した後の遺骨を供養しなおす方法を知っておきましょう。

それぞれの特徴と、墓じまい後に別の供養施設へ遺骨を移さない選択ができるのかを解説します。

 

樹木葬

「樹木葬」とは、遺骨をお墓ではなく木の下に埋葬することです。一般的なお墓よりも費用が抑えられることもあり、人気が高まっています。

樹木葬では、墓石がなくなるだけで以前のとおり埋葬することに変わりありません。しかし、従来のお墓のイメージとは大きく異なるうえ、季節によっては樹木が枯れお墓が寂れた印象なる場合もめずらしくなく、抵抗感がある方もいるでしょう。

また、樹木葬のタイプによってはお墓参りが困難なことや、希望通りの供養が行えないリスクもあります。また、合祀と同じく他人の遺骨と区別なく埋葬されるケースが多いため、一度埋葬したら個別に取り出せない点にも注意してください。

 

永代供養

「永代供養」とは、寺院などにお布施を渡し、遺族などの代わりに遺骨を供養してもらうことです。

永代供養には、大きく分けて合祀タイプと個別タイプがあります。合祀タイプは納骨堂や共同墓に一緒に埋葬するため費用が安いのですが、ゆくゆくは他の遺骨と混ぜられます。個別タイプは従来のお墓と同様の供養方法であり、合祀タイプと比べ費用が高額です。

 

永代供養には、以下のようなメリットがあります。

永代供養では、合祀・個別ともに従来どおりお寺で管理・供養してもらえるため、抵抗感が比較的少ないといえます。また、通常の供養は宗派や宗旨に合わせて行われますが、永代供養の場合は関係ありません。

あらかじめ供養料を納めれば、その他の追加費用が基本的にかからないため、非常にわかりやすいシステムです。お墓参りの方法も多様であり、わざわざ現地に行かずともオンライン法要が中継されるプランなども提供されています。

お墓の管理やお参りの負担が軽くなり、自分にもしものことがあっても供養し続けられるため、身寄りがいない方やおひとりさまでも心配は無用です。墓じまい後の供養方法として、永代供養が最もスタンダードかつ安心感のある選択肢のひとつでしょう。

 

墓じまい後に手元供養・散骨はできる?

墓じまい後に手元供養や散骨を希望する場合に必要な手続きや書類の判断は、自治体に委ねられます。

亡くなった直後に手元供養・散骨を選ぶのであれば、自治体によって管理方法の規定が異なりますが、法律上は特別な許可は必要ありません。しかし、墓じまいの場合は、遺骨を取り出す手続きの一環として、基本的に自治体の改葬許可が必要です。

受入証明書がなければ改葬許可が申請できない自治体では、墓地管理者から取得した遺骨引渡証明書が代わりの書類として受理される場合があります。ただし、自治体によって方針が異なるため、一概に代えられるとは言えません。

改葬許可がないと墓じまいの手続きや工事が進められないときは、まず自治体に手元供養や散骨を検討している旨を相談してみましょう。

 

墓じまいで取り出した遺骨を再び供養する方法を説明しました。再供養の選択肢は個人の意向によってさまざまです。しかし、抵抗感が少なく、管理できる親族がいなくても安心して供養し続けられる方法として一般的なのは永代供養でしょう。

ただ、墓じまいというと、お墓を取り壊して遺骨を掘り返すイメージから「縁起が悪いのでは……」と不安になる方もいるでしょう。次の章では、墓じまいすると本当に祟りが起こるのかについて考えていきます。

 

墓じまいすると不幸や災いが降りかかる?!

墓じまいによる祟りをおそれる必要はありません。そもそも、墓じまいとは供養の放棄ではなく、形式を変えることだからです。

むしろ、自分が管理できなくなったあとも供養し続けてほしいなら、墓じまいしてお寺や霊園などに管理を一任するほうが確実でしょう。

また、お墓は亡くなった人を偲ぶ遺族の祈りを象徴するシンボルとしての一面も持ちます。墓じまいしたからといって、故人が安らかに眠れるよう願う想いまで捨て去る人はいないのではないでしょうか。

お墓や先祖を敬うからこそ、適切な時期に墓じまいすることが重要なのです。

 

墓じまいの祟りについて考察しました。墓じまい=遺骨の廃棄ではありません。故人を敬う気持ちは、形を変えても残り続けるはずです。

また、先祖が自分の子孫に不幸や災いをもたらすとは考えにくいといえます。祟りをおそれて墓じまいをためらっていると、後悔する羽目になるかもしれません。

もし管理者不在のまま墓じまいしなかった場合、お墓はどうなってしまうのでしょうか。次は、墓じまいしないと起こりうるリスクについて説明します。

 

墓じまいしないとどうなる?

墓じまいしない場合、将来的にお墓がなくなるおそれがあります。管理者が不在または音信不通にもかかわらず墓じまいされないお墓は、無縁仏になり、最終的に撤去される可能性がないとは言い切れないからです。

もちろん、自分が亡くなったあと、お墓を守り続ける意志を持つ人が管理を引き継いでくれるなら問題ありません。ですが、無縁仏になると、掃除や除草などもされず、あっという間に荒れ果てた状態になるでしょう。、

そのうえ「墓地、埋葬等に関する法律」の規則では、無縁仏の撤去について定められており、実際に令和3年度における無縁仏の改葬数は3,309件でした。参考:令和3年度衛生行政報告例第4章生活衛生(表番号6)|e-Stat

お墓の取り壊しに対するためらいから、墓じまいできない方もいると思います。しかし、お墓が悲惨な末路を迎えないようにするためには、自分がいなくなった後のことまで考えておかなければなりません。

 

墓じまいしないとどうなるかについて解説しました。大切な先祖のお墓を無縁仏にしないためには、時として墓じまいも必要です。

自分がいなくなったあと管理者不在で取り壊されるよりは、あらかじめ墓じまいをして供養しなおしておくほうが得策でしょう。

それでは、墓じまいとは具体的にどのようなステップで進むのでしょうか?次は、墓じまいの流れついて説明します。

 

墓じまいのやり方

墓じまいのやり方

一般的に、墓じまいは以下の流れで行います。

  1. お墓の状態を確認する
  2. 埋葬証明書の発行を依頼する
  3. 受入証明書を取得する
  4. 改葬許可申請書を提出する
  5. 遺骨を取り出す
  6. ​​新しい納骨先に遺骨を移す

先に述べたとおり、収蔵・埋葬以外の供養方法の場合は必要な手続きや書類が異なる場合がありますが、ここでは基本的な6つのステップを確認していきましょう。

 

1.お墓の状態を確認する

まず、墓じまいを検討しているお墓の状態を把握してください。遺骨ごとに改葬許可を取らなければならないからです。また、お墓の状態によって、墓じまいの工事費用や期間も異なります。

確認の際は、納められている遺骨や骨壷の数、大きさ、年数を正確に数えておきましょう。

 

2.埋葬証明書の発行を依頼する

次に、墓地の管理者に墓じまいの意思を伝え、埋葬証明書を発行してもらいます。改葬の行政手続きには、埋葬証明書が不可欠です。墓地の管理者が誰かわからないときは、自治体の窓口に問い合わせれば教えてもらえます。

もし檀家になっている場合、離檀料も必要ですので、お寺に問い合わせてみてください。

 

3.受入証明書を取得する

続いて、新しい納骨先を決め、受入証明書を発行してもらいます。改葬許可には、1つ前のステップで取得した埋葬証明書および受入証明書が必要です。

なお、遺骨を勝手にお墓から取り出して廃棄する行為は法律違反にあたります。このため、次の納骨先をあらかじめ決め、受け入れの確約を取らなければなりません。

 

4.改葬許可申請書を提出する

事前に取得した埋葬証明書および受入証明書を添え、自治体の窓口に改葬許可申請書を提出しましょう。

1〜3のステップを確実にこなしていれば、滞りなく受理されるはずです。

 

5.遺骨を取り出す

改葬の許可が下りたら、遺骨を墓所から取り出す作業に入ります。墓じまいの際は、更地に戻してから墓地管理者に返還しなければなりません。

墓石を撤去して墓所を返還する際は、閉眼供養するのが一般的です。

 

6.新しい納骨先に遺骨を移す

取り出した遺骨を改葬する場合は、新しい納骨先の管理者に改葬許可証を提出します。

改葬許可証が受理されたあと、遺骨を納め直せば墓じまいの完了です。

 

墓じまいの流れについて解説しました。墓じまいには許可や各種書類の提出が必要ですが、各施設に相談すれば問題なく進められるでしょう。

墓じまいを検討している方にとって、どのくらいの費用がかかるのかは気になるポイントだと思います。墓じまいにかかるおおよその相場を知っておくと、実際に検討する際に便利です。

次は、墓じまいにどのような費用がかかるのか、相場とあわせて説明します。

 

墓じまいの費用と相場

墓じまいにかかる費用を、以下の表にまとめました。おおよその相場も含め、墓じまいを検討する際の参考にしてください。

費用 概要 相場など
お布施 閉眼供養にかかる供養料 一般的な法要と同額程度
書類の発行費用 埋葬証明書、受入証明書、改葬許可証など 1部あたり数百円程度

※行政書士などに依頼の場合は別途費用がが必要

工事費 遺骨の取り出し、お墓の解体・撤去工事にかかる費用 1㎡あたりで金額が設定されているのが一般的

※別途、作業量も必要

改葬料 新しい墓地に支払う納骨の手続き費用や法要料金 数万〜数百万まで、改葬方法によってさまざま
離檀料 檀家を辞める際の慣例 通常の法事にかかる費用の2〜3倍程度
火葬費用 再火葬にかかる費用

※従前の埋葬方法が土葬だと必要な場合がある。

数万円程度

 

墓じまいにかかる費用および相場について示しました。費用は改葬方法や墓石の大きさ・多さなどによって大きく異なるため、正確に知りたいときは各種相談窓口へ連絡してみましょう。

墓じまいをスムーズに進めるには、おおまかな流れや費用を把握していることに加え、事前準備が肝心です。後悔しない墓じまいを実現するためにも、計画的に準備を進めましょう。

次は、墓じまいの前にしておくべき準備について説明します。

 

スムーズに墓じまいするための準備

墓じまいを進める前に、次のような準備をしておくことをおすすめします。

墓じまいのメリットを最大限に活かすには、事前の準備が肝心です。上記4つのポイントについて、ひとつずつ確認していきましょう。

 

事前に親族の同意を得る

墓じまいを進める前に、親族と話し合いの場を設け、お互いの考えを尊重したうえで検討しましょう。前の章でも説明したとおり、お墓は継いだ人だけのものではないからです。

墓じまいする際は、親族とあらかじめ話し合い、同意を得なくてはなりません。供養に対する意見が食い違う可能性を考慮し、勝手にお墓を処分しないよう注意してください。

また、墓じまいの費用負担に関してトラブルが起こるおそれもあります。本当に引き継ぐ人がいないか確認し、方法や費用についてきちんと話し合ったうえで墓じまいすることが重要です。

 

工事の相見積もりを取る

墓じまいすると決まれば、お墓を存続させた場合と費用を比較するため、工事の見積もりを取りましょう。工事費用やサービス内容は企業によって異なり、じっくり検討することで金銭的負担を軽減できます。

ただし、相場より安すぎる場合、違法業者による不法投棄の可能性があるかもしれません。費用相場を測るためにも、無料見積もり等を利用して複数の業者に見積もりを取り、納得できるプランを選択しましょう。

 

自治体で手続を確認する

墓じまいや改葬は自治体での手続が必要ですので、事前に確認してください。確認方法は、役場などの相談窓口のほか、提出書類など簡単な内容であれば自治体のホームページに掲載している場合もあります。

墓じまいの補助金を支給している自治体もありますので、検討中に一度問い合わせてみることをおすすめします。

 

墓地の管理者に誠意を持って接する

これまでお世話になったお寺や墓地に対し、誠意ある態度で墓じまいについて説明しましょう。墓じまいの事情を理解してもらうだけではなく、トラブル回避の意味合いも含みます。

これまでお世話になってきたにもかかわらず、いきなり墓じまいする旨だけ無遠慮に伝えてしまうと、墓地の管理者の反感を買いかねません。

トラブルを最小限に抑えるには、事情をきちんと説明し、理解してもらうよう配慮しましょう。

 

墓じまい準備の重要ポイントについて説明しました。自分の都合ばかりではなく、周囲に配慮したうえで計画的に墓じまいすることが大切です。

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関連記事:https://gee-baa.com/watch_over_the_elderly/

 

まとめ

先祖代々のお墓に関する憂いを断ち、気持ちよく老後を迎えるためには、墓じまいもひとつの選択肢です。墓じまいに対して不安や後ろめたい気持ちがあるかもしれませんが、お墓を大切に思えばこそ、場合によっては供養方法を変えることも必要です。

後悔しない墓じまいができるかどうかは、事前準備にかかっています。あらかじめ周囲の意見や手続きを確認し、慎重に墓じまいを進めましょう。

墓じまいしたあと、遺骨の供養にはさまざまな方法がありますが、どれが適しているかは簡単には決められませんよね。

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